注目の資格、IELTS（アイエルツ）

IELTSという資格をご存知でしょうか？
イギリスやカナダ、オーストラリアなどへの留学を考えたことのある方なら、一度は耳にしたことがあるかもしれません。

IELTSとはInternational English Language Testing Systemの略称で、英語熟練度を測る検定試験です。
ブリティッシュカウンシル、IDP Education Australia、ケンブリッジ大学ESOL Examinationsにより協同運営されており、大学やその他の高等教育機関に出願時に求められるAcademic Moduleと、移住の為のビザ申請時に求められるGeneral Training Moduleの2種類があります。

テストについて
IELTSはListening、Reading、Writing、Speakingの4セクションにより構成されており、成績証明書を得るためにはそれら全ての受験が必要です。

それぞれの科目の概要は以下の通りで、ReadingとWritingについてはAcademic ModuleとGeneral Training Moduleで出題内容が異なります。

Listening： 4セクション、全40問、30分+解答用紙への書き写し時間
Reading ： 3セクション、全40問、60分
Writing：　　Task1(150words)、Task2(250words)、60分
Speaking： 11-14分

Listening、Reading、Writingの筆記試験は同日に実施、各セクションの間に休憩時間はありません。
Speakingテストは筆記試験の前後6日以内に行われますが、日時の指定は出来ません。

テスト結果について
IELTSに合格・不合格はなく、各科目の英語力が1から9のバンドスコアで示され、総合評価としてオーバーオール・バンド・スコアが与えられます。
入学・申請における条件は機関によって異なり、特定のパートで最低特定ラインを設定しているところもあります。一般的に大学はオーバーオール・バンド・スコア6.0から6.5を入学基準としているようですが、出願先の条件は出願時に必ずご確認して下さい。

成績証明書について
IELTSの公式成績証明書(Test Report Form)は、受験日から13日目に発行、郵送されます。電話やメールでのお問い合わせはできませんが、2010年4月30日以降はオンラインでの試験結果表示サービスが始まりました。
なお、テスト結果は2年間有効です。

フィリピンにはIELTSコースを開講している学校も複数あり、そのコースに通っている学生は、みなさん大変真剣でした。イギリスの大学やオーストラリアの大学院に入学を志望していたり、カナダの移住申請のためにスコアが必要など、スコア取得は目的達成のために不可欠だからです。

それ以外にも、ワーキングホリデー先で現地学校に入学することになった場合、すぐに申し込みができるようにしたいという方や、留学にきた努力の結果を証明として残したいという方、フィリピンに来たあとにIELTSの存在を知り、チャレンジをしてみた方など、目的は様々です。

IELTSでは、決められた時間内に文章を読み、書き、頭の中を整理して話すことが求められ、更に課題に対しての自身の知識やアイデアを表現しなければならないため、進学等に役立つというばかりでなく、総合的な英語力の向上を達成することができます。

皆様からのお問い合わせ、お待ちしております。

アイエルツについて

 

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